近頃の中学生に見た悲喜二つの出来事(2007/10/2)

2007/10/2
ボーイスカウト北多摩地区副委員長
東村山第6団団委員長(役職は当時のもの) 

                  内 海  浩

その1------ 悲しい出来事
 一年ほど前の夕暮れ間近5時半頃のこと。
 中学校に近い車歩道の区別のない幅6メートルの道路 クラブ活動を終えて帰宅する3人の女子中学生が横一列に並んで道路右側を歩いていました。
 反対側から電動車椅子で障害のある50歳くらいの男性が中学生の目の前に近づいてきました。が、中学生たちは知らぬ素振り。やむなく車椅子の男性は道路の中央へ進路を変えました。そのとき私はドキリとしました。車が近くに迫っていなくてよかった、と胸を撫で下ろしました。
 中学生たち、どうして道路の端によって弱い障害者を安全に通過させてやれなかったのか。近頃は自分さえ良ければ他人の迷惑など考えない風潮が横行しています。困った悲しい出来事でした。



その2------ 嬉しい出来事
 今年の夏前のこと。第6団の育成会のお母さんからの報告
 車歩道の区別のある舗道上での出来事。歩道の幅は狭く自転車に乗ったまま行き違うのは無理な歩道で、前方から数人の男子中学生が自転車で向かってくるのを見たこのお母さんは自転車を降りて中学生の通過を待ちました。
 前の方を走っていた中学生はだまって通過しましたが最後尾の中学生から声がかかりました、「ありがとうございました」と。このお母さんは言葉で言えないさわやかさを感じたそうです。
 ありがとうと感謝した中学生は当団のボーイ隊のスカウトでした。
 この報告を聞いたとき私は日頃のスカウティングの成果を改めて感じました。
 これからの日本の社会、全ての人々が思いやりと感謝のこころを持った社会にしたいと願っています。

 ボーイスカウト運動に弥栄